女性とお酒
  

飲酒はあくまで適量を保つことが必要で、飲み過ぎは、肝疾患、脳卒中、がんなど、多くの疾病の危険因子となることはご存知ですよね。近頃、女性の社会進出はめざましいものですが、それとともに付き合いやストレス解消のためにお酒を飲む機会も増え、アルコールの弊害も目立ってきました。今回のお話は女性とお酒についてです。 
 

  女性はアルコールの害を受けやすい体質
 
 
飲酒機会の増加に伴い、アルコール依存症になる女性が増えています。まず、知っておかなければならないのは、もともと女性はアルコールの害を受けやすい体質であるということ。一般的に女性は男性より、短期間で依存症や肝障害を起こしやすいのです。例えば、男性の場合は、飲み始めてから20年ぐらいでアルコール依存症になるといわれていますが、女性の場合は5年未満で30%ぐらいが発症しています。全国のアルコール依存症治療施設14か所で行った調査によると、1982年から1986年の5年間に女性の新規受診者数は2.2倍となっており、依存症患者全体に占める割合も6%から12%へと増加しています。その理由は女性ホルモンがアルコールの分解を阻害するためといわれています。つまり、女性は本来あまり飲めない体質なのです。
 
 
 
 
  アルコール依存症のパターン
 
 
「キッチンドリンカー」という言葉がありますが、女性がアルコール依存症になるきっかけは、失恋、夫婦間の葛藤、嫁姑の関係、子育てなど、心理的要因が多いとされています。女性が抱える心の障害の背景には、家庭内外における女性の立場や役割といった、女性を取り巻く社会的な環境も大きく影響しています。こうした心理的、社会的背景が、女性の依存症治療後の経過が良くない傾向の、一つの大きな原因とも言えるでしょう。これらのことが原因で、お酒でイヤな気分を解決しようと飲み始めるパターンが20歳代後半から50歳代の主婦に多いと言われています。 自己不安。10代の後半から20歳代前半の女性に多く、成長の課程で将来の見通しがたたなかったり、学校や会社での人間関係などのトラブル、恋愛関係の問題などに悩み、拒食症などからアルコール依存に移行するパターン。
 
 
 
 
  女性の場合、妊娠中は絶対にお酒を飲まない
 
 
お腹に赤ちゃんのいる女性がお酒を飲むと、胎盤を通じて胎内の赤ちゃんにも母体と同じ濃度でアルコールが届いてしまいます。妊娠中の飲酒は赤ちゃんに大きな影響を与え、早産や分娩異常もおきやすくなります。胎児に影響を与え、知能障害、発育障害、奇形、場合によっては「胎児性アルコール症候群」という、赤ちゃんが生まれる可能性もあります。妊娠したらすぐにお酒は止めましょう。これ以外に方法はありません。妊娠中の飲酒回数が多く、アルコール摂取量が大量なほど、その危険が高くなります。
 
 
 
 
  アルコール依存症に陥ることのないように
 
 
飲酒機会の増加に伴い、アルコール依存症になる女性が増えています。まず、知っておかなければならないのは、もともと女性はアルコールの害を受けやすい体質であるということ。一般的に女性は男性より、短期間で依存症や肝障害を起こしやすいのです。例えば、男性の場合は、飲み始めてから20年ぐらいでアルコール依存症になるといわれていますが、女性の場合は5年未満で30%ぐらいが発症しています。全国のアルコール依存症治療施設14か所で行った調査によると、1982年から1986年の5年間に女性の新規受診者数は2.2倍となっており、依存症患者全体に占める割合も6%から12%へと増加しています。その理由は女性ホルモンがアルコールの分解を阻害するためといわれています。つまり、女性は本来あまり飲めない体質なのです。 
 
  女性はアルコールの害を受けやすい体質
 
 
女性側もこのような状況を自覚して、心の葛藤からお酒に走り、依存症に陥ることのないように心がけましょう。お酒の好きな女性は男性以上に肝臓などの検査を定期的に受けて、自分の健康を気づかうことが必要なのです。
 

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