食事が済んだあとのどのような行動が肥満を助長しているのでしょう。
知らず知らずにダイエットに良くない習慣が身についているかも
知れません。
★食事の片付けに関しての質問事項
下記の1・2についてa とb のいずれがご自分に当てはまるか
お選びください。
1)食事を終えると
a)食卓の周りに座っている
b)食卓を離れる
2)主采を食べ終えると
a)食卓の上に残った食事を出しておく
b)コーヒーや紅茶を飲む時には食卓の上を片付ける
1)2)の解答のいずれもa)は肥満に関して悪い習慣で、b)は
いずれも良い習慣です。みなさんはどちらでしたか?
肥満治療にはしばしばグループでの治療が奏効します。禁煙も同様ですが、同じ嗜好のものを治したいという同じ目的の人同士が一緒に減量することは励みにもなりますし、他人に言った以上やらねばならないという気持ちも起こってきます。
「今日はおやつ我慢できた?」
「うん。」
「じゃ、明日も夜はあまり食べないようにしましょうね。
一緒に頑張ろうね。」
こんな会話でお互い制限カロリーを超えないように継続するわけです。外国では肥満外来で、患者さん同士でグループ治療を行って効果を上げている報告も多いのですが日本ではこうした治療は欧米に比較して難しいと言われています。肥満外来に通うことの恥ずかしさの方を日本人は優先してしまうようで、やはりこれは同じ悩みを持った友人が最適なのかも知れません。
一人で行う場合は身近な親友や家族に宣言することも1つの方法です。
「私、今日から夜食は食べません。」
「おやつは食後のデザート少しにする。」
「ご飯は口に入れてから30回噛むように努力してみるね。」
できる範囲の簡単な事柄を周囲に宣言することで、肥満の原因の間違った行動を少しは改善できるかも知れません。
ただしゆったりと出来る範囲にしないと挫折してしまいますから、簡単な事項からにしましょう。
「ダイエットを成功させるためには、アレやコレを食べないで
頑張ってこれは我慢しましょう。」
これは肥満者にとっては辛い言葉かも知れません。
もとより強い意志が無いために、肥満してはいけないと
思いながら食べてしまう方が多いのですから。
肥満遺伝子やリバウンドを起こす人間の生体反応に
簡単な意思だけで逆らうことは確かに難しいものです。
あれとこれを食べないようにして運動して........
頭ではわかっていますが体が順応できません。
近年、行動療法が肥満治療に効果をあげているのは
こうしたダイエットに抵抗する生体反応に対して意識を
うまく持っていく方法ではないでしょうか。
体重グラフをつけて口に入れた食べ物をすべて列挙する。
それを見て自分の悪い所、間違った認識を正すのが大きな目的です。
食べたくなったらきゅうりをかじったり、友人に電話したり、
5分だけ我慢するなどの方法がたくさんあります。これらは
いかに生体反応に逆らわずに摂取カロリーを減らすかの
ガイドラインとなっています。
減量中は「飢餓」状態になっていますので、精神的にも
ウツ状態にあります。
大きすぎる減量目標は、そこに到達できないとわかった時点で
このウツ状態は増強し、リバウンドを促進する場合もあるでしょう。
多くの場合あまりにも理想的な減量目標を立てることに
意義はありません。現在医学的に副作用が少ないとされる
「1ヶ月2キロ以内」の減量目標以上の目標は
立てるべきではありません。
「今月私は5キロ痩せるわ!」
この時点で貴方のダイエットは失敗と言えるかも知れません。
今日は行動療法です。
肥満は自分の食行動や生活習慣の悪いところをなかなか認識できず、「どうして痩せないんだろう?」といった疑問が湧いてくる事が多いものです。
一日4回体重を測り、口にいれたものすべてを日記に書きます。その上でなぜその時その食べ物を食べたのか、自分の生活になにかいやな事や変化がなかったかをあとで検証するのです。
夕食後の体重から寝る前の体重が増えていたら、それは間違った食行動が必ずある筈です。
「運動もしているし、カロリーも抑えた食事をしているのに痩せないのはなぜだろう?」
こうした「間違った認識」を解消できる場合が非常に多いのが現実です。
まず自分の食に関する日記をつけてみませんか?
行動療法は今後少しずつ具体的にアップして行く予定です。